The Cat Museum -Art-


『更新世北米 ラ・ブレア・タールピットでの一幕』 復元想像図

イラストレーター、Jagroar作

説明

  更新世後期の北米西部に生息していた大型動物の、復元イラストです。  カリフォルニアのラ・ブレアは、散在するタールピットに陥った多様な古代動物の骨格が発掘されたことで、一躍有名になりました。
 サーベルタイガー(Smilodon fatalis )とダイアウルフ(Canis dirus )の骨格の豊富さにおいて他所を圧倒しており、当館でも、同地で発掘されたサーベルタイガーの骨格標本を見ることができます。
イラストでは、「タール沼」に前足をとられて動けなくなった仲間を守らんとする、コロンビアマンモス(Mammuthus columbi )と、周りに群がりつつある大型肉食獣(Panthera atrox, Canis dirus)の姿を描いています。
 手前に見える猛獣Panthera atrox は、古代ジャガーに近縁ともされる巨大なネコ科動物で、アメリカライオンと一般に呼びならわされています。


Copyright 2012 Jagroar All Rights Reserved.