Extinct Cats

現世ネコ類の直系の祖先たち「絶滅ネコ類」の標本展示。 現世のネコ類よりもはるかに大きなもの。長く鋭い牙を持つものなど。様々な形態のネコ類が棲息していた。
【 Data 】
(全身骨格標本)ケーブライオン・ディニクティス・スミロドン(ロス産/アルゼンチン産)
(復元標本)ケーブライオン・スミロドン・ディニクティス
(頭骨標本)スミロドン・マカイロドゥス・ホプロホネウス・ディニクティス・ゼノスミルス・ユースミルス・チーター(古代種)

▲古代絶滅ネコ類・貴重な化石

ケーブライオン CAVE LION,
Panthera spelaea
史上最大のネコ科動物。現生最大のシベリアトラよりも大きく40万年前からおそらく 2000年前ころまでヨーロッパに生息した。その名は彼らの化石が洞窟内で発見され ることに由来する。
 この骨格はロシアのウラル山中のベルム付近の洞窟から得られた化石標本である。
これと同程度の化石標本は、大英博物館など世界に数体であり、 国宝級に貴重な全身骨格の化石である。

▲古代絶滅ネコ類・復元標本

かつての地球上で繁栄し、そして進化の袋小路に迷い込み消え去ったネコ科動物たちの復元標本。

【中央】ケーブライオン CAVE LION,Panthera spelaea
【右】スミロドン Smilodon
【左】ディニクティス Dinictis

※ネコ科動物の進化の話---------哺乳類の捕食者としてミアキスに発し、始新世後期(4000〜3700万年前)に出現した【ディニクティス】 その仲間よりわかれたのが剣歯虎といわれるグループである。サーベル状の犬歯を備えたそれらの中で栄えたのが 【スミロドン】俗にいうサーベルタイガーである。 その後、更新世になり至上最大のネコ科動物【ケーブライオン】が登場する。全長3.5mともいわれ、 確かな記録はないがシベリアトラよりも、バーバリーライオンやケープライオンよりも大きかったはずだというのが定説である。 かれらはホラアナを棲みかとし、原牛のオーロックスなどを獲物としていたらしいが、約2000年前頃、人類の登場とともに 棲みかと獲物を奪われ絶滅に至ったのである。


▲古代絶滅ネコ類・全身骨格標本

スミロドン Smilodon fatalis
およそ200〜1万年前に栄えたサーベルタイガー。現在のロサンゼルス・ランチョ・ラ・ブレアのタール坑で発掘された標本である。 同地には、獲物を追ってコールタールに足をとられ犠牲となったスミロドンの遺骸が2000体も発見されている。 ※牙の長さは24cmもある。

ホプロホネウス Hoplophoneus
およそ3700〜2400万年前に栄えた、もっとも原始的なサーベルタイガー。 標本は化石である。
細かいぎざぎざの犬歯をもち、下顎に犬歯をおさめるでっぱりがある。 頭胴長が1.1mと小さめのヒョウぐらいの大きさではあるが、北アメリカで栄えた。

▲古代絶滅ネコ類・頭骨標本


(左)◆ディニクティス Dinictis およそ5000万年前
(中)◆ユースミルス Eusmilus cerebralis およそ4000〜2000万年前
(右)◆ゼノスミルス Xenosmilus hodsonae およそ100万年前


(左)◆古代チーター Acinonyx sp. 数十万年前の化石
(中と右)◆ホプロホネウス Hoplophoneus 約3700〜2400万年前


マカイロドゥス Machairodus
およそ450〜500万年前の化石


(左)◆マカイロドゥス Machairodus giganteus
(右)◆スミロドン Smilodon fatalis


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